せっかく高いインプラントをしても抜けてしまう恐怖。インプラント歯周病ってご存知ですか?

2017年09月04日

1本数十万円〜と高価なインプラント。だからこそ、一度インプラントをすると永久に持つと思っておられる方が多いのですが、実はインプラントをしてもむし歯にはならなくても「歯周病」にはなるのです。

メッチャ高かったのに台無しに…。

歯周病は歯茎の周辺に歯周病菌が繁殖して炎症を起こしたり、ひどい場合は歯槽膿漏になってしまう怖い病気。最近は心筋梗塞や糖尿病など重大疾患を引き起こす原因にもなることが分かっています。

そもそも、インプラントをしなくてはならなくなった人の大半はむし歯や歯周病で歯を失った方。そういう方はもともと口内に歯周病菌がたくさん住みやすい体質だと言えます。それはインプラント施術後も変わらないわけで、そういう方はせっかくインプラントをしても再び歯周病菌の被害にあう可能性が高いのです。

歯周病は菌が原因。実はシロアリ被害と似てるって?

歯周病は、実は「シロアリ被害」と似ています。家にシロアリが出たので業者に頼んで駆除しても、またシロアリ被害を繰り返すケースがよくあります。その原因を徹底的に調査してみると、実は隣家にたくさんシロアリが住んでいるため、いくら自分の家のシロアリ駆除しても、またシロアリの侵入を許してしまうのです。だからと言って隣人にもシロアリ駆除を強制することはできません。

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そこで大切になってくるのは、シロアリが再侵入しても2度と増殖できないようにしっかりと予防をすることです。
シロアリの場合は強い薬剤を塗布しておけば予防できるようになりますが、歯周病の場合は人体の健康を考えるとお口の中に常に薬を塗っておくわけには行きません。

ふざけるな、歯周病菌。歯周病菌の再繁殖は絶対NO。そんな人は歯周病菌の天敵をお口の中に住ませましょう。

そこで登場するのが歯周病菌の「天敵」となる善玉菌をお口の中で育てて、歯周病菌の再侵入と戦わせる新しい方法です。ヒトの母乳の中に住んでいて天然の抗菌物質をつくって赤ちゃんの健康を守っている「ロイテリ菌」。この善玉乳酸菌はお口の中で歯周病菌と戦い、無害なレベルにまで抑制することが科学的に証明されているただ一つのプロバイオティクスです。更に薬ではないので副作用の心配は全く無いばかりか、整腸作用や免疫アップなど他にもたくさんの相乗効果が期待できる優れものです。

左欄の全国オススメ歯科医院リストでロイテリ菌を使用したインプラント管理の指導とロイテリ菌の提供をしていますので、是非尋ねてみてください!